お醤油搾り、無事終了。今年も美味しいお醤油に出会えました。
お醤油は搾り舟というもので搾るのですが、今年は長野と三重から搾り師さんお二人が各地で搾りながらここ、アイランドストリームまで舟と一緒に来ていただきました。
お醤油を作っている4つのグループが湯浅に集まったので 総勢のべ30人ほどが集まり、まるで夏のよう
早朝から釜と薪でお湯を沸かし、もろみをのばします。濃度を測り、搾り袋に入れ上から圧をかけてゆっくり搾るのです。
その後また釜に移して火入れ。
始め濁っていたお醤油はどんどん澄んでいき、最後に生醤油という一番クリアなお醤油がとれます。そのお湯わりの美味しいこと!お出汁なしでも十分。 旨味がたっぷりなのです。
お醤油、むらさきとも言いますが、日にかざすと美しいルビー色をしています。
不思議なことに使う材料は同じなのに、樽によって味も色も全く違います。お水や醸している場所の違いもありますが、菌と微生物、作る人たちの氣でしょうか?
お昼のカレーも美味しいと言っていただけてホッと一息。
お醤油づくりも搾り作業も難しいことは何一つありませんが、やっぱり大変な作業。でも、昔々は各家庭でやっていた、当たり前のことです。
時おりまるで昔々にタイムスリップしたように感じながら過ごしました
搾り師さんのお言葉はいつもいろんな気づきを与えてくれ、まるでお醤油を通して生き方も示してくれているような気もします。
たくさん「!」もいただきました。
さて、このお醤油で何を作ろうか。楽しみです。